★世界初、ウナギの完全養殖と天然ウナギの卵発見★
★東京大学、海洋教育促進研究センター(日本財団)プログラム発足★
★海藻ポーク★
★ヒ素を利用する細菌発見★
★世界の海洋生物は少なくとも25万種★
★健康なサンゴ=元気な藻類★
★国内最大級カーフェリーニュー「いしかり」進水★
★ネバネバ食とインフルエンザの関係★
★日本近海は、全海洋生物種数の14.6%が分布★
★「藻類産業創成コンソーシアム」発足★
★サケ鼻軟骨成分「プロテオグリカン」★
★代替エネルギー 海藻バイオ燃料への動き★
  
★世界初、ウナギの完全養殖と天然ウナギの卵発見★
平成23年2月4日(金)
2010年の農林水産研究成果10大トピックスは、世界初の「ウナギの完全養殖」の成功が、1位であった。2011年2月1日、今度は天然ウナギの卵が世界で初めての発見について、東京大学大気海洋研究所のチームにより、報告された。
《情報ソース》農林水産研究成果10大トピックス(December 16. 2010),
Nature Communications(February 1. 2011)
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★東京大学、海洋教育促進研究センター(日本財団)プログラム発足★
平成23年1月11日(火)
東京大学が、初等・中等教育レベルにおける海洋教育の普及推進と政策提言を実施するため、機構海洋アライアンス内に標記プログラムを発足させる。
同センター内には、二つの学問分野ユニット(海洋教育政策学ユニット、海洋人材育成学ユニット)が設置される。
事業規模・・・約2.3億円
事業期間・・・2010年10月1日から2013年3月31日
《情報ソース》東京大学 大学院理学系研究科・理学部プレスリリース
(December 20. 2010)
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★海藻ポーク★
平成22年12月30日(木)
釧路町では、達古武産の豚肉「海藻ポーク」を地域の新しいブランドに
取り組んでいます。
海藻成分の入った餌を豚に食べさせていることが最大の特徴です。
釧路の食材の魅力を再発見する中で「海藻ポーク」が誕生したとのこと
です。
《情報ソース》釧路新聞(December 3. 2010)
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★ヒ素を利用する細菌発見★
平成22年12月3日(金)
米航空宇宙局(NASA)などの研究グループの発表によると、猛毒であるヒ素を利用する細菌が見つかったとのこと。
 生物が生命を維持するために6元素(炭素、水素、窒素、酸素、リン、硫黄)が必要である。
この細菌「GFAJ-1」は、リンの代わりにヒ素を利用して増殖するという。
《情報ソース》サイエンス電子版(December 2. 2010)
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★世界の海洋生物は少なくとも25万種★
平成22年10月19日(火)
国際研究プロジェクト「海洋生物センサス」により、10年間かけて調査された結果、海洋生物は25万種にのぼるとのこと。
 正式に新種確認されたものだけで1200種、未発見の種数は100万種にのぼる可能性があると報告された。
《情報ソース》朝日新聞(October 19. 2010)
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★健康なサンゴ=元気な藻類★
平成22年9月7日(火)
世界各地でサンゴ礁が白くなる白化現象が温暖化の影響でさらに頻度が増すと予測されている。サンゴ礁は、褐虫藻という藻類と共生している。元気な褐虫藻は、自身が持つ褐色色素が濃く、したがって健康なサンゴ礁は色が濃い。褐虫藻は、高水温になると弱り、色素も失ってしまう。弱った褐虫藻は、サンゴによって排出されてしまい、結果的に透けて白っぽくなり、サンゴ礁の白化へと繋がる。
《情報ソース》朝日新聞社アスパラクラブ(September 7. 2010)
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★国内最大級カーフェリーニュー「いしかり」進水★
平成22年8月26日(木)
ニュー「いしかり」は、1991年就航の「いしかり」の代替船で太平洋フェリー(名古屋市)が、来年3月より名古屋-仙台-苫小牧(北海道)間の定期航路に就航する予定。26日、同船の命名・進水式が山口県下関市の三菱重工業下関造船所で行われた。新造船は従来船より個室が約2倍になる他、内装工事では客船並みに豪華な内装を目指す模様。
《情報ソース》毎日新聞(August 26. 2010)
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★ネバネバ食とインフルエンザの関係★
平成22年8月23日(月)
ネバネバ食はインフルエンザに効く、という研究成果が相次いで学会で発表される。ネバネバ食とは、粘り成分を含む海藻やヨーグルトのこと。武庫川女子大学国際健康開発研究所所長の家森幸男教授と共同研究を行った企業による発表である。
《情報ソース》Biotechnology Japan(BTJ)
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★日本近海は、全海洋生物種数の14.6%が分布★
平成22年8月10日(火)
 日本の海洋生物分類学研究者の協力のもと、現時点の文献データから日本の排他的経済水域(EEZ)内における種多様性について包括的に解析した。その結果、日本近海の容積は全海洋の0.9%にすぎないにもかかわらず、日本近海からは全海洋生物種数約23万種の14.6%が出現することがわかった。日本近海は海洋生物の宝庫のように言われてきたが、このように、包括的に評価したものは本研究がはじめてであり、日本近海の種多様性が世界的に見ても極めて高いことが科学的に示された。
《情報ソース》”The Public Library of Science One (PLoS One)”(August 2. 2010)
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★「藻類産業創成コンソーシアム」発足★
平成22年00月00日(00)
微細藻類を利用するバイオ燃料生産実用化を目指し、筑波大学とトヨタなどの日本の企業40社以上による「藻類産業創成コンソーシアム」が、6月18日に発足した。コンソーシアムは、藻類を用いた技術力の向上、情報の収集、共有ならびに日本の藻類研究の国際拠点とすることなどを目的とし、産学共同で環境に優しい燃料の開発を目指す。
《情報ソース》”日刊工業新聞”(June 18. 2010)
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★サケ鼻軟骨成分「プロテオグリカン」★
平成22年8月4日(水)
弘前大学を中心とする文部科学省「都市エリア産学官連携促進事業」の成果として、サケの鼻軟骨から水溶性のプロテオグリカン(糖たんぱく質の一種)を大量に精製出来るようになり、化粧品などの応用が可能となった。すでに製品化されている物も数点ある。
 なおこのサケ鼻軟骨由来プロテオグリカンには、加齢と共に衰える新陳代謝や細胞の再生能力を高めるEGF様作用があることが見出され、今後の研究・製品化に期待がかかる。(第28回日本骨代謝学会学術集会でポスター発表された)
《情報ソース》国立大学法人弘前大学学術情報部社会連携課産学連携グループ係
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★代替エネルギー 海藻バイオ燃料への動き★
平成22年7月27日(火)〜10月27日(水)
★エクソンモービル(ExxonMobil)社とシンセティック・ジェノミクス
社が藻類燃料生産の最適化プログラムを推進
 
 1年前にパートナーシップを結んだ、ExxonMobil社とSynthetic Genomics
Inc.(SGI)社は、藻類からのバイオ燃料を生産するためのテスト手法として、
先週、カリフォルニア州に温室をオープンした。
 藻類は、成長が早く、生育可能環境が広いため、前途有望なバイオ燃料と考えられている。様々な企業が藻類抽出のバイオ燃料を追求しているが、
Exxon-SGI提携は圧倒的力で経済効果をねらう。
 研究室から飛び出して、実際の太陽光下への動きは「小さな、しかし重要なステップ」であるとSGIのCEOであるJ.Craig Venter氏は話す。また、同氏は、ライフサイクルとサステナビリティ(持続可能性)の研究も進み、
「この試みがうまくいけば、燃料は、農業と競合することはあり得ない。」とも
語る。
 「温室は我々の、大型の屋外テスト設備を含む、開発プランの次フェーズへの移行を可能にしている。」とExxon社調査担当副社長F.Emil Jacobs氏は言い、設備拡大は、2011年半ばを目指している。
 また、Jacobs、Venter両氏は、プロジェクトは長期に及び、また商業的スケ
ールに到達するまでに、何十億ドルもの莫大な資金が発生すると、主張し、
そして「我々は、この事業の成功を約束する、そして成功のために必要な資
金を使っていく。」とJacobs氏は語る。

(注釈1)John Craig Venter氏について
 文中にも登場致しますが、シンセティック・ジェノミクス社のCEOである、ジョ
ン・クレイグ・ベンター(J.Craig Venter)氏は、アメリカの生物学者であり企業
家であり、「人ゲノム」研究の第1人者として有名です。「タイム」誌には2007年および2008年における、世界で最も影響力のある100人の1人に選ばれるほどの人物です。
《情報ソース》”Chemical & Engineering News(C&EN)”as of July 19.2010
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